ハイドロキノンの濃度は高い方が効果あり?10%配合は危険は無いの?
お肌の漂白剤とも言われるハイドロキノン。
シミに効果のある成分として知られていますね。
最近は日本でも簡単に手に入れられるようになり、
化粧品などに含まれているものを見ると
濃度は1%や2%など。
これって、もっとハイドロキノンの濃度が高ければ
シミを消す効果が高いんじゃないの?
ついそう思ってしまいますが、ちょっと待って!
濃度が高ければ効果も高いですが、それとともに
リスクも上がってしまうのです。
ハイドロキノンの濃度は高いほど効果あり?
ハイドロキノンの濃度は5%以上になるとリスクが上がる
ハイドロキノンの副作用は、かぶれ・炎症などで、
ひどくなると、色素沈着してしまったり、白斑になって
しまいます。
ハイドロキノンの濃度が上がると、こういった副作用が出る可能性が
より高くなってしまうんですね。
また、ハイドロキノンには光毒性という日光に当たると
毒性を持つ性質があるので、ハイドロキノンを使っている期間は
特に日焼け予防を徹底する必要があります。
最近は輸入品などもあり、ハイドロキノン10%配合の物も
簡単に手に入ってしまいます。
しかし、効果が高いからと言って高濃度のハイドロキノンを
個人で購入して使うのはリスクが高いと言えます。
高濃度のハイドロキノンは、美容皮膚科や皮膚科などで
処方してもらえる場合もありますが、医師の指示のもと
注意や用法などを厳しく守って使うことが大切です。
より効果の高いハイドロキノンの使い方は?
ハイドロキノンはそれ単体でも、シミの還元作用や
効果があって、しみに効果があると言えるのですが、
さらに併用することで、効果を高める方法があります。
美容皮膚科などでも採用されている、
ハイドロキノンとトレチノインを併用する方法です。
トレチノインは塗った箇所の肌のターンオーバーを
早めてくれる効果があり、メラニンの排出を助けてくれます。
トレチノインも副作用があり、肌が赤くなったり、ぽろぽろと
剥がれてきたり、反応が強いと塗った箇所がヒリヒリすることもあります。
併用することで効果は望めますが、どちらも副作用のある強い成分なので、
皮膚科や美容皮膚科などで医師に処方してもらい、用法や注意点を
守って治療をしていくことをお勧めします。